少し前に Grove IoT スターターキット for SORACOM(Wio LTE JP Version) を購入していたのですが、やっとセットアップしてみました。
キットには以下のものが1個ずつ含まれていて、Groveインターフェイスで接続して使用します。
- Wio LTE JP Version
- 3軸デジタル加速度センサー
- ブザー
- ボタン
- 磁気スイッチ
- 温湿度センサー
- GPS
- 超音波距離センサー
- SORACOM IoT SIMカード
- 接続用ケーブル
- LTE用アンテナ
Wio LTE のプログラムに開発は Arduino IDE で開発します。
開発環境の設定方法は付属のマニュアルや参照先のWebページに記載されていて、それに従って進めれば特に問題なく終わります。
途中でボードマネージャやライブラリのインストールが必要になります。
実際に環境計測を行ったデータをクラウドに格納・表示するために設定を行います。
- LTEアンテナをWio LTEのアンテナ端子に接続します。
- Groveセンサーとして温湿度センサーをGroveインターフェイスでWio LTEに接続します。
- SIMをWio LTEに挿入します。
計測したデータをSORACOM Harvestへ格納することにします。
サンプルプログラムとして、スケッチ例の
Wio LTE for Arduino > soracom > soracom-harvest
を使用します。
プログラムをそのまま使うとuptimeを送信するだけですが、以下のコメントを外す(行頭の // を外す)と温度・湿度のデータも送信するようになります。
// #define SENSOR_PIN (WIOLTE_D38)
このプラグラムを実行してSORACOM Harvestに格納した温度・湿度の表示例を以下に示します(最初のグラフ)。
2番めのグラフはGPSマルチユニットのデータです。
ほぼ同じ時間のものですが、計測間隔とスケールが少し異なります。
センサの特性が違うためと思われますが、最初のグラフのほうが安定しているように見えます。
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