ドローン撮影事例のご紹介

少し前に Grove IoT スターターキット for SORACOM(Wio LTE JP Version) を購入していたのですが、やっとセットアップしてみました。
キットには以下のものが1個ずつ含まれていて、Groveインターフェイスで接続して使用します。
Wio LTE のプログラムに開発は Arduino IDE で開発します。
開発環境の設定方法は付属のマニュアルや参照先のWebページに記載されていて、それに従って進めれば特に問題なく終わります。
途中でボードマネージャやライブラリのインストールが必要になります。
実際に環境計測を行ったデータをクラウドに格納・表示するために設定を行います。
計測したデータをSORACOM Harvestへ格納することにします。
サンプルプログラムとして、スケッチ例の
Wio LTE for Arduino > soracom > soracom-harvest
を使用します。
プログラムをそのまま使うとuptimeを送信するだけですが、以下のコメントを外す(行頭の // を外す)と温度・湿度のデータも送信するようになります。
// #define SENSOR_PIN (WIOLTE_D38)
このプラグラムを実行してSORACOM Harvestに格納した温度・湿度の表示例を以下に示します(最初のグラフ)。
2番めのグラフはGPSマルチユニットのデータです。
ほぼ同じ時間のものですが、計測間隔とスケールが少し異なります。
センサの特性が違うためと思われますが、最初のグラフのほうが安定しているように見えます。
#IoT #DX #プロトタイプ #センサ #環境計測 #SORACOM
Interface(CQ出版社)2021年7月号で紹介されていた「空気の品質センサ」を試作してみました。
概要は以下の動画をご覧ください。
使用する部品はこれだけです。
他には、Arduinoのプログラムを接続するPC、接続用のUSBケーブルが必要です。
部品について順にご紹介します。
広く使われているArduino UNO R3 です。
これは正規品ですが、後でご紹介するように互換ボードでも動きます。
半導体MOX(金属酸化物)センサです。
ここではCCS811を使用しています。
このセンサはCO2(二酸化炭素)を直接測定するものではなく、水素やVOCなどを測定し、CO2に換算するものでeCO2(等価二酸化炭素)と呼ばれます。
表示用のOLED(有機LED)基板です。
コントローラはSSD1306です。
ブレッドボードです。
半導体MOXセンサとOLEDが乗る小さなものです。
ブレッドボード用の配線セットです。
実際に使うのは数本です。
すべての部品をブレッドボード上で接続します。
部品の種類によりピンの位置が変わりますが、SCL、SDA、VCC、GNDを接続します。
ArduinoのプログラムはInterface誌のダウンロード・ページから2021年7月号の特集 第1部「まずはIoT 基板を作ろう」のプログラムをダウンロードして使います。
特に修正するところはありません。
ところが、起動するとうまく動きません。
MOXセンサは動作エラーになり、OLEDは表示がおかしくなります。
誤作動の原因を確かめるために、MOXセンサとOLEDを単独で繋いでみると(もちろん、Arduinoのプログラムもそれなりに改造して)正しく動くようです。両方を繋ぐと動かないようです。
原因として考えられるのはI2Cアドレスの衝突ですが、仕様書を見ると問題なさそうだし。
思いついて、半導体MOXセンサ・OLEDへのVCCを5Vから3.3Vに変更してみたら動くようになりました。
謎です。
OLEDの表示もされるようになりましたが、測定値としてかなり大きな値が表示されています。
等価二酸化炭素は通常は400ppm程度なのですが、5000ppmを超え、さらにかなりばらついて表示されます。
使用している半導体MOXセンサは内部で加熱しており、そこに吸着している酸素とVOC等が反応する時の抵抗の変化を観測しているとのことです。
その仕組み上、ある程度の時間のエージングが必要らしいので、2日間程度電源を入れたままにしてみました。
測定値はかなり安定してきたようです。
ここで、安価なArduino互換ボードが届いたので、入れ換えてみました。
(Arduino UNO R3互換で650円)
特に問題なく動いているようです。
なお、ここで使用している部品はfj.miscで取り扱います。
遠方の方は送料が発生しますので販売元へ直接発注される方がよいと思いますが、大村市近傍の方は配達いたしますので、お尋ねください。併せて、技術サポートも行います。
以前お知らせした夏休み科学工作ワークショップでは「メカホッパー」を作ります。そのメイキング動画を公開しています。
メカホッパーは太陽の光を浴びると背中の太陽電池で発電します。この電気でモーターが回転し、内蔵しているギアの仕組みで6本の足を元気に回して走り出します。
ワークショップでは太陽光発電やギアの仕組みなどについて説明しながら製作します。
なお、ワークショップの残り人数が少なくなっていますので、ご注意ください。申込みはこちらです。
また、ワークショップには参加できないけどキットを作ってみたいという方には個別に販売も行っていますので、fj.miscへお問い合わせください。
#ロボット工作 #ソーラーパネル #太陽光発電 #ギア #stem #stem教育 #大村 #おうち時間 #エレキット
先日ご紹介した「オルゴールごまⅡ」を製作してみました。
コマを回すと遠心スイッチがONになり、発光ダイオードが点灯してメロディが流れます。
はんだ付けは33か所と少なめです。「はんだ付け練習基板」が入っていますので、練習してから取り組むことができます。
この「オルゴールごま」は8月5日(木)・6日(金)に開催する夏休み科学工作ワークショップでみんなで作りますのでお楽しみに!
#電子工作
#はんだごて
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#コマ
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#stem教育
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#エレキット
micro:bit(マイクロビット)をご存知ですか?
micro:bitとはイギリスのBBC(英国放送協会)が主体となって作った、手のひらサイズの教育向けマイコンボードです。
スイッチエデュケーションWebページ
日本でも、プログラミング必修化をきっかけに学校での導入が進んでいます。
micro:bitが入荷しました。2020年11月にバージョンアップされた「micro:bit v2」です。
近日中にプログラミング体験講座を計画しますので、」しばらくお待ち下さい。
ヨカゴト研究所さんとの共催で夏休み科学工作ワークショップを開催します。
時間はいずれも13:30~16:30(途中休憩あり)です。
ヨカゴト研究所さんと共催で「みんなの会議」を開催します。
テーマは『電子工作とプログラミング』です。
日時は2021年6月5日土曜日 10:00〜12:00
オンラインでの開催です。
詳細の内容およびお申込みはヨカゴト研究所さんのFacebookをご覧ください。
先日入荷をお知らせしたスイッチサイエンスの製品の中で、Raspberry Pi 4 Model B / 8GBをご紹介します。
詳細の仕様はスイッチサイエンスのWebページをご覧ください。
シングルボードコンピュータRaspberryの上位機種で、Pi 3からスペックが向上しています。各種コネクタも変更されていますので、専用のケースをお使いいただくのがよいと思います。専用ケースやACアダプタも別途用意しています。
USBポート、マイクロHDMIポートを備えていますので、お手持ちのキーボード・マウス・モニタに接続して使用することができます。また、マイクロSDカードは付属していませんので、OSを書き込んでお使いください(本製品は、どちらかというと経験者向けです)。
価格は10,340円です。
また、OSが書き込まれたSDカードと必要な機材が(モニタ以外)すべて揃っているコンプリートキットも別途用意しています。こちらは別の記事で後ほどご紹介します。
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